ア歯科 江崎診療所のブログ

世田谷区桜新町にある歯科医院です。 予防歯科・お子さまの予防矯正に力を入れています。
噛み合わせ、舌癖、MFTトレーニングなどのご相談も受付しています。
お問合せ・ご予約は℡03-3426-5336まで!

歯の矯正相談受付中です

オーラルフレイルという言葉を聞いたことがありますか?


『フレイル』とは、健康な状態と要介護の状態の中間にある段階、

わかりやすく言うと、年齢とともに心身が衰え始めてきている状態のことです。


そして『オーラルフレイル』というのは、かむ・飲み込む・話すなどの

口の機能が衰えてきている状態のことを言います。


食事中に、むせたり食べこぼしがあったり、硬いものが食べにくい、

滑舌が悪くなったと感じることがある場合、あなたのお口は

オーラルフレイルの状態にあるかもしれません。
オーラルフレイルとは


「そういう年齢だから仕方ない」とそのまま放置しがちですが、それではいけません!


放っておくと、お口の問題だけでなく、体の衰えや病気にもつながりかねません。



かむ・飲み込む・話す、というお口の機能はとても重要で、

オーラルフレイルの状態から何もせずにいると、噛めない、飲み込めない、という

口腔機能の低下から障害へと進みます。



噛めない、飲み込めないという状態では食事を楽しむことも難しくなりますし、

食べ物から栄養を摂ることもできなくなります。

また、滑舌が悪くなって会話がスムーズにできないとなれば、

人と会う機会、話す機会も減ってきて、外へ出ることもなくなって

しまうかもしれません。



そうなる前に、口周りの筋肉を鍛えるトレーニングを始めましょう!


オーラルフレイルの状態で適切な対策を取ると、症状が改善されることが分かっています。




体の健康は、健康なお口(健口)から!


口腔機能が健常な状態を健口(けんこう)と言います。


自宅でできるトレーニングを紹介しますので、ぜひ続けてみてください。



●あいうべ体操

口の周りの筋肉を鍛える体操です。
イラストのように口を大きく動かして、舌もできるだけ伸ばして
繰り返しやってみましょう。
オーラルフレイル改善にあいうべ体操


●唾液腺マッサージ
唾液腺マッサージ


これらの体操やマッサージは、年齢問わずおすすめできますので、
ご家族みなさんでやってみたり、幼稚園などでやってみるのも
良いですね。


そのほか、口を動かすことを意識しながら声を出して本を読んだり、

カラオケで歌ったりすることもおすすめです。

「パパパパ」「タタタタ」と素早く舌と口を動かす練習も効果的です。



健康で楽しい生活のために、まずは健口づくり!



当院では、口腔筋機能療法(MFT)のご相談も受付しています。

お子様の歯列改善のためのMFTトレーニングだけでなく、

成人の方にもMFTトレーニングを実施しています。

正しい舌の位置や飲み込み方を覚え、舌や口周りの筋肉を鍛えます。

ご高齢の方では、飲み込みや発音の改善が期待できます。

お口や歯のことで気になることがありましたらお気軽にお電話ください😊



世田谷区桜新町の歯科医院
ア歯科江崎診療所
03-3426-5336







お子さまの歯並びのことを気にしていらっしゃる親御さまは多いかと思います。


「歯並びを良くしたい」「矯正治療を始めようかな」



と考えた場合、みなさんはどのような歯科医院を

どのようにお探しになるでしょうか。
矯正歯科 選び方 きれいな歯並びに
今は、「矯正歯科」で調べれば、自宅近くの歯科医院や、子供の矯正歯科をメインにしている歯科医院など、いろいろと検索結果はでてくると思います。



では、「予防矯正」という言葉はご存じでしょうか。

今日は「予防矯正」についてお話します。



聞き慣れない方も多いかもしれませんが、「予防矯正」は「矯正」とは違います。



予防矯正は、矯正治療を行うことになる前の段階で、歯並びや噛み合わせを良い状態へ導き、将来の大きな不正咬合(悪い歯並び・噛み合わせ)を防ぐために行うものです。


予防矯正も矯正も、歯並びや噛み合わせを良くするための治療ですが、大きく違う点があります。



■予防矯正を行える時期は限られている

予防矯正は0才~14,15才くらいまでの成長発育期の子どもに対する治療です。

そして、その成長過程に合わせてトレーニングしていくので、行える時期が限られています。


■ワイヤーは使いません

予防矯正では、歯並びを整えるために全部の歯にワイヤーを取り付けることはしません。
(下記で治療法を紹介しています)
(一部にワイヤーを使った矯正装置を使うことはあります)

その点では小さなお子さまでも安心なのではないでしょうか。



■「歯並びを整えたら終わり」ではない

もちろんきれいな歯並びや噛み合わせを目指して改善していくわけですが、
それよりも重要と考えることがあります。
それは、歯並びが悪くなる原因(悪い癖や習慣)を見つけて、その原因を除去することです。
そのために歯科医師や歯科衛生士が指導・支援をしながら患者様と一緒に治療を続けていきます。





歯並びが悪くなるには原因があります


以前このブログでお話していますが、鼻炎やアレルギーでいつも鼻水をすすっていたり、口呼吸の癖があったりするとそれが歯並びに影響してきます。




頬杖やうつぶせ寝の癖も歯並びに影響します。



3才以降の指しゃぶりも良くありません。

ちょっと考えてみてください。

指しゃぶりというのは、上の前歯と下の前歯の間に指がはさまっている状態なので、それを続けているとそのうち開咬(上と下の前歯が噛み合わず隙間ができてしまう)になったり、

指をくわえながら前歯を外側に押していれば、そのうち出っ歯(上の前歯が顎よりも前に出ている)になったりと、

普段の何気ない仕草(癖や習慣)が歯列に少しずつ影響していきます。

歯並び 出っ歯 矯正 治す 歯医者



歯並びが悪くなるには、こうした原因があり、この原因(良くない癖や習慣)を取り除かなければ、どのような方法で矯正治療しても、再び元の歯並びに後戻りしてしまう可能性が残ります。


子どもの頃はあごの骨が柔らかいので、上に挙げたような癖や習慣が原因で圧力がかかり続ければ歯列は悪い影響を受けやすいです。
しかし逆に考えれば、悪い影響を受けた歯列も、良い状態へと導きやすい時期でもあるということです。

この時期に、歯並びに影響するような悪い癖や習慣を完全に除去して、歯列も整えておけば、後戻りの心配も少なくなりますし、将来の大きな不正咬合を未然に防ぐことにつながります。

これが予防矯正です。



●MFT(口腔筋機能療法)

予防矯正のひとつの治療法として、マウスピースを使って舌の正しい使い方をトレーニングしたり、口周りの筋肉を整えるトレーニングをしたりします。


舌にも正しい位置があり、正しい位置にないと歯並びに悪い影響が出てきます。



そして、日ごろから口呼吸になっている人は、口周りの筋肉を鍛えることで、鼻呼吸へと改善を促します。




予防矯正も、矯正も、お子さまの身体的負担や、費用がどれくらいかかるかなど親御さまには不安や疑問がいろいろとあるかと思います。

まずは話だけ、ということでももちろん構いませんので、お気軽に下記までご連絡ください。

ご相談受付中です。

予防矯正は、親子(ご家族)で正しい知識を理解して、根気よく続けていただくことが大事です。

不正咬合は、身体の不調につながることもありますので、放置せず早めにご相談いただきたいです。



お子さまの予防矯正のご相談は
世田谷区桜新町の歯科医院
ア歯科江崎診療所
電話:03-3426-5336

田園都市線 桜新町駅 南口の真上なので電車でも通いやすいです😊




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