ア歯科 江崎診療所のブログ

世田谷区桜新町にある歯科医院です。 予防歯科・お子さまの予防矯正に力を入れています。
噛み合わせ、舌癖、MFTトレーニングなどのご相談も受付しています。
お問合せ・ご予約は℡03-3426-5336まで!

歯の矯正相談受付中です

当院は、水平位診療台を採用した、術者にもアシスタントにも、そして患者様にも優しい治療スタイル(pd診療)を実践している歯科医院です。
水平位診療台ユニット

水平位診療は今では当たり前の、術者は座位、患者が水平位診療台に横たわるという診療スタイルですが、これを考え出したのが、戦後来日したDr.ダリル・ビーチです。

それまで、患者が座位、術者は立位診療というのが長年の診療スタイルでしたので、この水平位診療の考え方は歯科の世界では画期的なものでした。

Dr.ビーチ
ドクターダリル・ビーチ


Dr.ビーチが推奨する「pd診療」         


立位診療により歯科医師はそれまで患者の口の中を中腰で覗き込みながら診療しており、
大変不自然な体勢を長時間続けていたわけですが、

Dr.ビーチが考え出した水平位診療では、下のイラストのように、術者は体の負担なく
自然な姿勢で診療できます。

術者は、精密な治療を長時間行うために無理のない自然な姿勢が重要です。

そして、より正確で精密な治療を行うために、術者とアシスタントの連携も重要です。

Dr.ビーチが開発した水平位診療台チェアユニットにより、

術者・アシスタント・患者(の頭)の位置が固定され、

使用する器具も手を少し動かせば届く範囲に配置できるようになりました。


アシスタントのイスは術者よりも一段高い位置にあるので、患者の口腔内だけでなく、治療の全体像を把握しやすく、次に必要なことを予測しながらアシストできます。

そのため、術者はほかのことに気を取られることなく治療に集中することができます。
pdスタイル採用
また術者とアシスタントは、お互いの視野が確保され、手を動かす範囲が決まっているので、スムーズな連携が可能となりました。

術者の2本の手と、アシスタントの2本の手(合わせて4本の手)で、効率的に治療を進められるこのシステムを「フォーハンドシステム」と呼び、これもpd診療の重要な要素のひとつとなっています。



Dr.ダリル・ビーチは、人間工学に基づいた、術者にも患者さんにも負担のかからない診療台の開発に尽力し、効率の良い診療環境の実現のため、pd診療システムを確立させました。


当院の院長は、1974年からDr.ダリル・ビーチに師事し、1977年の開院当初から水平位診療台を採用しております。
予防歯科・予防矯正は世田谷区桜新町の歯科、ア歯科江崎診療所
↑この姿勢だとマイクロスコープが非常に使いやすいのです。



Dr.ダリル・ビーチについて、そしてその功績について簡単に紹介しましたが、

当院では、よりよい歯科医療のために志を貫いたDr.ビーチの考えに賛同し、その教えを継承したい、学びたいというドクターを募集しています。

ドクターとしての経験年数などは問いません。

まずは院内の見学を兼ねて、気軽にお話ししませんか?

ご質問にもお答えいたしますので、ご興味のある方はぜひご連絡ください。

お待ちしております。



世田谷区桜新町の歯科医院
ア歯科江崎診療所
03-5426-5334
田園都市線 桜新町駅
南口真上のビル4F
ホームページ:https://ezaki-dental.jp/

人の口の中には数多くの菌がいると言われていますが、その中で虫歯の原因になるのが
ミュータンス菌と言われるものです。

この名前、聞いたことありませんか?
どうして虫歯になる?
ミュータンス菌は、甘いものが大好きで、私たちが口に入れる食べ物や飲み物に含まれる糖分を食べて増殖し、ネバネバした物質をつくります。

これが増え続けて歯の表面で白く固まると、プラーク(歯垢)となります。


さらに、ミュータンス菌は糖分を取り込むとを作り出します。

するとプラークの中が酸性となり、そのプラークが付着した歯の表面のエナメル質は溶かされていきます。

この溶ける状態が続くと虫歯になってしまうわけです。


だから「甘いものは虫歯になるから良くない」と言われてきたのですね。



確かに、甘いものが虫歯の原因になることは事実です。

しかし、甘いもの自体がそれだけで虫歯の原因となるわけではなく、
たくさん甘いものを食べたから虫歯になる、少しだけなら虫歯にならない
ということでもないのです。


重要なのは、甘いものを食べるか食べないかではなく、口の中にどれだけ長い時間糖分が残っているかということです。
虫歯の原因となる4つの要素

< 歯の質 + 糖分 + 虫歯菌 + 時間 =虫歯発生! >



食べたあとはできるだけ歯磨きをするよう心がけたり、間食を減らすようにすることも大事です。


そして、注意してほしいのは、甘いものだけでなく、酸性の強い食品はミュータンス菌は関係なく歯に影響します。

コーラや、スポーツドリンク、果汁飲料など酸性度の高い飲み物を習慣的に飲むことには注意が必要です。
酸性度の高い飲み物(赤ワイン・ビール・コーラ・スポーツ飲料)


あとは、歯科医院で定期的に歯のクリーニングを受けて、

歯磨きでは取り除けない汚れをしっかり落としてもらい、菌濃度を下げましょう!
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もうひとつ重要なのは、唾液です。


唾液には口の中の食べかすを洗い流したり、歯の表面の酸をうすめる作用があります。

そのため、唾液の量が少ない人は虫歯になりやすかったりします。


唾液が少ないと思う方は、口呼吸になっていないか確認してみてください。

口呼吸では口の中が乾燥してしまいますので、鼻呼吸を意識してください。

そして、食事の際によく噛んで食べるように心がけましょう。


また、当院では咀嚼筋(そしゃくきん)マッサージをお受けいただけます。


顔に存在する「物を噛む」為に使う筋肉(咀嚼筋)に対して行うマッサージです。

マッサージを受けてから唾液がよく出るようになったというお声もありますのでぜひご検討ください。



これからの時期、忘年会やクリスマス、年末年始など美味しいものを食べたり飲んだりする機会が増えると思います。

好きなものを美味しくいただき、いつまでも楽しい食事を続けられるように、日ごろの飲食物に少し気を配り、口腔ケアも怠らないようにしていただきたいです。




✅年末年始は歯科医院はお休みになるところがほとんどですので、気になることがありましたら年内にご来院いただくことをおすすめします。


体調にも十分お気をつけてお過ごしください。


※当院の年末年始のお休みは
 12月29日(日)~1月6日(月)です



世田谷区桜新町の歯科医院
ア歯科江崎診療所
03-3426-5336







出典元:歯科素材.com

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