ア歯科 江崎診療所のブログ

世田谷区桜新町にある歯科医院です。 予防歯科・お子さまの予防矯正に力を入れています。
噛み合わせ、舌癖、MFTトレーニングなどのご相談も受付しています。
お問合せ・ご予約は℡03-3426-5336まで!

ただいま歯科衛生士さん募集中!

タグ:クリーニング

今回は院内のご紹介をします

皆さんのイメージしている「歯科医院」と比べてみてください(⌒-⌒)

ア歯科江崎診療所 入口
桜新町ビル4階、こちらが当院の入口です。
エレベーターを降りた目の前はこのような感じです。
普段はドアは閉まっていますので、押して開けてくださいね。



中に入って、こちらが待合室。
ア歯科・待合室
このソファにちょっとした秘密が隠されています。

正面からの写真だと分かりにくいのですが、
このソファの足の部分は、内側に斜めに引っ込んだ造りになっています。


これは、座った人の足がソファの足部分とぶつからないように配慮された小さな工夫です。

天井の電気も電球色を使用し、あたたかみのある光色でリラックスしていただけるようにしています。



こちらは診療ユニット。
ア歯科・診療台
仕切りには自然の木を使用しています。
その下には、平らな大きめの石や小石も並べ、院内全体が落ち着いた和の空間となっています。


そして、注目していただきたいのは、
カウンターやイス、診療台などの備品が、角を作らず丸みを帯びた設計になっている点です。



これも歯の治療に対する恐怖心や不安などを取り除ける空間にするための工夫です。

さらに、備品や家具はすべて造り付けとなっており、目が見えない方や小さなお子さまも安全に歩けるような形状、レイアウトになっています。




そしてもう一度、上の診療ユニットの写真を見てみてください。


手前にあるイスがドクターのイスです。
さきほど言いましたように、備品や家具は造り付けなので、イスも床に固定されています。

しかし、診療しやすい位置に左右にも前後にもラクに動きます。



そのドクターのイスの奥の一段高い位置にもイスがありますが、
このイスがアシスタントのイスです。



アシスタントのイスは、20センチほど高い位置に備え付けられています

同じように固定されていますので、イスの場所を移動することはできませんが、回転するので、
ちょっと右を向けば手の届く位置にカウンターがあり、そこに必要な器具などを置いておけば立ち上がる必要はなく、座ったままドクターの補助が続けられます。



そして、ドクターの位置より高くなっていることで、作業中のドクターの手元や、患者様の口腔内がよく見えるため、

のぞきこんたりする必要が無く、歯科衛生士さんにとって体に優しい設計となっています。





また、衛生面でも、診療中にあちこちのスイッチを手で押す必要がないように、
  • ライトのオンオフ
  • 診療台の高さ調整
  • ドクターのイスの高さ調整
  • 診療器具のスイッチオンオフ、速度調整
などは、タッチレス操作となっています。
タッチレス操作歯科医院 ユニット タッチレス モリタ
このように足で操作するようになっています。


また、うがいや手洗いをする洗面台でも、足のペダルを踏むと水が出るようになっています。



当院には、このようなタッチレスの仕組みが開院当初から備わっています。




60年以上も前にこのようなシステムを考え出し、歯科診療に革命をもたらしたDr.ビーチの偉業をもっと広く知ってもらいたいと思うのです。




Dr.ビーチについて、ア歯科についてもっと知りたい方は
コチラの記事へ⇒「ア歯科とは」




ア歯科とは?
「ア歯科」という歯医者の名前を初めて聞いた方もいるかもしれません。


ア歯科とは、患者さんにとって優しく、また診療チーム(歯科医師やスタッフ)が質の高い治療を提供できるように設計された設備を備えた歯科医院のことです。


これを提唱したのは、戦後、横須賀海軍病院に赴任して以来、日本を活動の拠点として生涯を過ごされたDr.ダリル・ビーチです。

今ではどこの歯科医院でも、患者が診療台に寝て、歯科医師が座って治療するスタイルは、当たり前になっていますね。


このスタイルを戦後の日本で広めるために尽力されたのが、Dr.ビーチなのです。





それまでの日本の歯科医院では、患者が座って口を開け、歯科医師は立って診療していました。

そのため、中腰になったり、ななめの位置から患者の口の中をのぞき込んだり、歯科医師は常につらい体勢で診療しており、腰や肩を痛めることも多かったでしょう。

この様子を見たDr.ビーチは驚き、これではいけないと、歯科医師の身体に負担がかからず、治療に専念できる新しい治療スタイルを考案しました。




それが『水平診療台』です。

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極めて精密な作業が要求されるドクターとアシスタント。

水平診療台による治療は、診療チームにとって自然な体勢で治療に専念できる優しいスタイルです。


加えて、人間は眠っているときが最もリラックスしていると言われるように、治療を受ける患者側にとっても、水平診療台に横たわり最もリラックスした体勢で治療に臨んでいただくことができるのです。



当院では、精密な指のコントロールと視線が確保できる「pd」と呼ばれるシステムを採用しています。

pdとは・・・proprioceptive derivation

Dr.ビーチが推奨する人間工学に基づいた設計・診療のコンセプトです。

pdの実践で、向き合っても身体的ストレスが少ない、作業が快適である、などの利点により、診療チームは、より治療に専念することができます。

診療台
上の写真は、当院の診療ユニットです。


アシスタントが座るイスは、ドクターより20cm高くなっていて、ドクターの手元がよく見えます。

イスは固定されていますが回転しますし、手を伸ばせば必要な器具に手が届く仕組みになっていて、動き回る必要もないのでラクチンです。



そして、診療台やイス、カウンセリングルームのテーブルなどは丸みを帯びた設計で、周りの棚や家具は造り付けにするなど、

小さなお子さまも、目の不自由な方も、安全に歩けるような形状、レイアウトになっています。


また、院内は広くて明るく、木目調の自然な木のぬくもりを感じられる温かな雰囲気を演出しており、患者様が安心して治療に来ていただける空間です


このようなDr.ビーチのコンセプトを実践しているのが「ア歯科」です。




そもそも、なぜ「ア」なのかというと、


「ア」は、最もラクに発音できる音であり、当時は日常的に使われていた電話帳のあいうえお順では、カタカナの「ア」が先頭に記載されるため、患者さんが見つけやすいという理由です。

いかがですか?
ア歯科のこと、少しお分かりいただけたでしょうか。





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